ショーシャンクの空に

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昔、お姑さんからとてもいい映画だった

と勧められた映画「ショーシャンクの空に」。

 

当時は、子育てと、仕事と通信大学の

両立に追われ、見れずにおりました。

 

あれから20年以上が経ち、つい先日、

Netflixでやっと観ることができました。

 

感想は?

 

素晴らしいラストだった。

 

そして、何よりどんな環境であっても

希望を持ち続け、コツコツ準備を

怠らない主人公アンディがすごい。

 

 

アンディは、元銀行員。

妻と浮気相手を射殺した罪に問われ、

無実を訴えるも聞き入れてもらえず

殺人容疑で、刑務所に入れられます。

 

そこで待っていたのは、荒くれ者の

囚人たちと、暴力的な刑務官。

 

最初は、ひどい扱いを受けますが、

囚人の中で古株のレッドと親交を

深めていきます。

 

ある日、主任刑務官の相続にかかる

税金のアドバイスをしてあげたことが

きっかけで、刑務所の中で、アンディは

特別な待遇を受けるようになります。

 

私はこれを見て、賢い人は、どこにいても

人の役にたち、人生を切り開く力があって

いいなと思いました。

 

「LOST」や「JIN 仁」というドラマを

見た時も、医者という仕事に対して、同じ

ような気持ちになったのを思い出しました。

 

知足の意味を理解しているし、

物語だと分かっていても、

こういう時、決まって

自分は何も持っていないなと思う。

 

この刑務所には、50年もの長い間、服役して

いたブルックスという老囚人がいるのですが、

この老囚人に仮釈放の許可が下ります。

 

ところが、彼は出所後、自殺してしまうのでした。

 

この時、レッドは

 

「この塀が曲者なんだ。

最初は憎む、それから慣れる、時間が経つと

頼りにしちまう。それが施設慣れさ」 

 

私にはこのセリフがとても心に刺さり

ました。刑務所ではなくても

私たちは日々何かに依存してしまう。

特に年齢を重ねていくと、変化に不安を

感じてしまい、自分の殻に閉じこもり、

今ある居心地を維持し続けたいと願って

しまうから。

 

気をつけねばだわ。