「アマテラスの暗号」伊勢谷 武 著
今日は立春。
冬が極まり、春の気配が
やってくる〜〜〜
二十四節気の第一節気
お正月でございます！
ですが・・
今日のお題は二十四節気とは
関係はありません。笑
今回紹介する本は、
「アマテラスの暗号」伊勢谷 武 著
題名でお分かりのように
日本神話が題材の本です。
実は私、日本の神話は苦手でした。
なぜって、登場人物の名前が
読みにくいし、複雑な人間（神様）
関係がややこしいじゃないですか。
なので、これまでずっと避けてきました。
それがなぜ今回読む気になったのか？
自分でもよくわかりません。笑
強いていえば、Kindleunlimitedで、
本を探していたら、ベストセラーだった
というのが理由かな。
それと、大まかな
内容を中田敦彦さんの動画で予習すれば
なんとかなる気がしたから。
【古事記①】日本の神話が面白い 〜日本の成り立ちを知っていますか？〜
ということで、中田くんのYouTube大学で
日本神話について大まかな内容を把握し、
いざ読み始めたものの、どこまでが史実で、
どこまでがフィクションなのかわからず、
ネットで検索を繰り返しながら読み進めた
ので、読了までにいつも以上に時間が
かかってしまいました。
で、結局この本の感想は？
この本は、ミステリー小説のカテゴリーに
なるのだけど、
ええええ！！！そうなの？
（東急リバブル風）な
驚きの内容が満載でした。
主人公は、アメリカに住む元エリート
トレーダー。
父親は、由緒ある籠神社の82代宮司。
ある日、主人公の父親が、なぜか敬虔な
ユダヤ教信者と共にプロの殺し屋に撃たれ、
亡くなったと知らせを受けたところから
物語が始まり、日本神話の真相、
天皇家のルーツに迫っていきます。
小説の内容は、日ユ同祖論をもとに、
書かれているので、ユダヤと日本の
共通性が、これでもかというほど
明かされていて、驚きの連続でした。
読みながら、ユダヤと日本神話の
共通する部分に線を引いたのだけど、
あまりに多すぎて、このブログに
紹介しきれないほどです。
でも、その中で一番印象的
だったものを紹介すると、
バスタブに入る前に体を流すのは、
世界中で日本人とユダヤ人だけ。
ユダヤ人は日本人のように
清潔でよく手を洗うので、
ヨーロッパで、黒死病が
流行した時には、
ユダヤ人だけはあまり
死ななかったそうだよ。
このコロナ禍で、ユダヤ人の
方々も日本と同じように
死亡率は低いのでしょうか。
とても気になります。
十戒の石版が納められたとされる
移動式神殿をアークと呼びます。
「アマテラスの暗号より転載」
私の世代だと、インディ・ジョーンズ
シリーズの「レイダース失われたアーク」を
観た方も多いと思いますが、このアークが、
なんと日本の御神輿と共通点が非常に
多いそうです。しかもこのような習慣を
持つのもイスラエルと日本以外の
国には見当たらないそうだよ。
そして、一番驚いたのが、
八咫鏡伝説。
天皇陛下ですら、見たことがないと
言われていますが、なんとその鏡が
神から与えられた十戒の石版
だというから驚きです。しかもその
八咫鏡には、ヘブライ語が
書かれているという噂も
あるんだそうです。
これら日ユ同祖論を
否定している人は、
古代ユダヤ人が
日本に来ていたとしても
ほとんどが根拠のないものと
言っていますが、信憑性に
欠けているとしても
ロマンがあって、読み物としては
とても面白かったです。
ちなみにこの本の著者、
伊勢谷武さんは、
ゴールドマン・サックスの
トレーダーだったというから
びっくり。投資家が
なぜここまで歴史に
詳しいんでしょう。
まだWikipediaが
作られていない作家さんなので、
情報をお待ちしております。
さて、今回本を読んで、
「レイダース失われたアーク」を
思い出し、調べていたら、
なんとこの映画が公開されて
すでに40年も経っているそうだよ！！
うっそーーーー！
若い頃ビデオ屋で借りて見たっけ。
あれから40年。そんなに
経った気がしないんだけどな〜
3月に40周年記念ということで、
体感型上映システム「4DX」で
4Kリマスター版が上映
されるそうです。
