「梅原猛の授業 仏教」より〜神様オールスターズ

仏教の本を数冊、読み散らかして

 

おります。

 

その中の1冊が、本日の課題図書

 

「梅原猛の授業  仏教」です。

 

 

 

 

梅原猛先生は、日本を代表する

 

知の巨人と言われた哲学者です。

 

今回紹介するこの本は、中学生に

 

向けて、授業形式で語られているので

 

私のようなものでも本当にわかりやすく

 

説明してくれています。

 

 

梅原先生は、 日本が伝統的な

 

仏教や、儒教といった宗教を

 

失っていることに危惧され、

 

なぜ宗教が必要なのか?を

 

ドフトエフスキー

 

の「カラマーゾフの兄弟」を

 

題材に学生たちへ熱く語られています。

 

 

そして、仏教のなりたち、空海について

 

などなど・・盛りだくさんです。

 

その中で、私がずっと疑問に思って

 

いたことが、この本を読んで、

 

解決したので、

 

今日もまた、そこんところを

 

ゆる〜く学んでいきたいと思います。

 

 

 

 

はい、みなさん仏(ほとけ)って

 

誰のことだろうと考えたことは

 

ありますか?

 

私は、仏(ほとけ)といえば

 

お釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)

 

たった一人のことだと

 

思っていました。

 

 

だって、悟りを開いた

 

唯一の人だと

 

言われてるじゃないですか。

 

 

 

ところがですよ!

 

御朱印をいただきに寺社仏閣を

 

訪ねると、菩薩とか、如来とか

 

不思議な名前がついているんですよ。

 

この人たち誰?ってずっと

 

思っていました。

 

ところが、この本を読んでスッキリ!

 

 

 

 

f:id:uranairen:20200605102328p:plain

 

 

 

 

f:id:uranairen:20200605101206p:plain



 

 
如来は、大きく分けてこちら↓

 

f:id:uranairen:20200605102523p:plain

 

そして、如来の見分け方は

 

天パーか否か? 

 

悟りを開いたらパンチ〜なわけです。

 

そして、装飾具は一切つけて

 

いません。

 

なぜかって?

 

そんなんつけなくても

 

キラキラ輝いているからだyo~♪

 

 

f:id:uranairen:20200605110734p:plain

 

 

ただし、密教は、現世肯定している

 

ので、王様の冠をかぶり、装飾具を

 

つけてるそう。

 

 

以前、梅原先生の「空海の思想」を

 

読んで、空海さんが説く、密教は

 

お釈迦様を否定し、現世肯定している

 

と書いてあり、驚いたのを覚えてます。

 

これについては、また後日ブログに

 

書くつもりです。

 

額の真ん中にあるのは、第3の目?

 

と、思ったら、びゃくこうと言って

 

白い毛が4.5mも渦を

 

巻いているそうだよ。

 

ここから、仏さまは、

 

光明を放つとか。

 

え〜〜〜!(◎_◎;)

 

ウルトラビームじゃん。←アホ

 

これは、悟りの証なんだって。

 

また、如来様の手の形(印)

 

によって、意味があるようなので

 

注意深く見なければいけませんね。

 

ちなみにこの如来様は、

 

右手のひらを

 

前に向けているので、

 

「OK!大丈夫。怖くないよ」と言って

 

おります。そして、左手には

 

お薬のツボを持っているので、

 

薬師如来ということがわかります。

 

すごいですね。

 

 

 

 

さて、次は、有名なところで

 

弥勒菩薩や、千手観音菩薩など

 

ありますね。

 

如来と違い、装飾具は

 

つけていて、髪の毛は結い上げて

 

いるのが多いです。

 

f:id:uranairen:20200605114859j:plain

 

 

そして、明王は、如来様や菩薩様を

 

お守りする役目なので、その姿は

 

怖っ!

 

f:id:uranairen:20200605111734p:plain

 

不動明王(ふどうみょうおう)や、

愛染明王(あいぜんみょうおう)

代表的な明王です。

 

 

 

そして、天部と呼ばれる神様ですが

 

代表的な神様といえば、帝釈天に仕える

 

東西南北を守る四天王

 

f:id:uranairen:20200605112346p:plain

 

東が、持国天

南が、増長天

西が、広目天

北が、多聞天(毘沙門天)です。

 

以上が、大まかな仏(ほとけ)と

 

呼ばれる方々です。

 

これがまさに

 

神様オールスターズ!ですね。

 

 

 

 

いや〜知らないことって

 

たくさんありますね。

 

私は、中学高校と修学旅行は

 

京都・奈良だったんですが、

 

もっとしっかり学んで行けば

 

よかったと反省。

 

でもこれからでも遅くない!!

 

寺社仏閣巡り、ひとり旅でも

 

始めようかしら。