続くかな?シリーズ「デカルト」

ぷは〜〜〜〜!

毎日暑いですね。

でも朝晩の風は、秋の

気配が感じられて

嬉しくなります。

 

 

今日もゆるゆると

学んでいきたいと思いますが、

哲学を学ぶようになって

初めて知ったのだけど、

哲学を語る上で、

「人それぞれだよね〜」と

言うのは禁句なんだそうです。

でも、哲学を学べば学ぶほどに

人の価値観は、人それぞれだわ〜

と考えてしまいます。

 

 

 

でも哲学的には、それを

言ってしまうことは、そこで

考えることをやめてしまうこと

を意味し、成長もなく終わって

しまうので

寅さんじゃないけど、

「それを言っちゃあ、おしまいよ。」

なんだそうです。

 

 

さて、今日の「続くかな?シリーズ」は

デカルトさんです。

 

 

 

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お名前は、ルネ・デカルト

 

1596年〜1650年 フランス出身。

 

17世紀の科学革命を牽引した人物

 

(ガリレオ・ガリレイ、ケプラーなど)

 

のひとり。

 

この時代の哲学者たちは、

 

「人それぞれだよね〜」的な雰囲気が

 

漂っていたこともあり、

 

デカルトさんは、どうしても

 

「誰もが認めざるをえない哲学」を

 

導き出したかった。

 

 

 

そこで、数学が得意だった彼は、

 

数学の公理は、誰もが

 

同じ答えを導き出せる!

 

ならば、これを哲学でも

 

利用できないかと考えたのです。

 

 

 

 

だがしかし・・・・

 

そう簡単にはいきません。

 

そこで、彼はとことん

 

「疑う」ことに

 

力を注ぎました。

 

 

自分の目の前にあるモノ。

 

これは本当にあるのか?

 

いや、もしかしたら夢かも?

 

いや、脳が勝手に見せてる

 

映像かも?

 

いや、それは悪魔が

 

それを見せているだけかも?

 

などなどなど・・・・・

 

果てしなく疑い続けた。

 

 

ところがある日

 

その日はやってくる。

 

 

 

デカルトは、思った。

 

この世界は全てウソかもしれない。

 

いや、待てよ?

 

でも・・・・

 

疑っているこの「私」がいるのは

 

疑えない事実じゃ〜〜〜ん!!

 

 

夢を見ていても、

 

「これって夢じゃない?」と

 

思っている私。

 

どれもこれも幻影だ〜〜と疑う私を

 

打ち消すことはできないことに

 

気がついてしまったのだ!

 

 

ということで、デカルトさんが

 

導き出した

 

絶対に疑えない真理は

 

「我思う、ゆえに我あり」

 

という言葉なのでした。

 

あれ、これって

前に学んだ

ヤージュニャヴァルキヤ さん

が言っていた

www.uranairen3.com

 

「アートマン(私)とは認識する

ものであるが、アートマン(私)は

捉えることができない。」

 

 

全く逆のことを言っているね。

 

これは、どちらが

正しいかではなく、どう受け

取るかは、あなた次第。

つまり、人それぞれだよね〜。

おっと💦

それを言っちゃ〜おしまいよ。