続くかな?シリーズ10「ソクラテス〜不知の自覚」

自粛生活が今月末まで

 

延長になってしまいました。

 

がーん(O_O)

 

でも近々、給付金10万円が

 

出るようで・・・

 

いずれ増税されるんでしょけど

 

使い道を考えておりました。

 

うちは、今のところ、生活に困って

 

いないので、経済を回すべく

 

コロナが落ち着いたら、国内旅行に

 

出かけたいと思っています。

 

 

 

それと、私は、今とても欲しいものが

 

2つあります。

 

3Dプリンターか、VRのOculusquest です。

 

両方買ってしまおうかしら・・・💣

 

3Dプリンターは、我が家のインコの

 

おもちゃを手作りしたいからなんだけど

 

VRは、遅まきながら

 

これがやりたいからですっ!

 

 うううううう庚金の血が騒ぐぅ〜〜〜

 

 

 


[beat saber] Panic! at the Disco - The Greatest Show (Expert) FC

 

 

 

 さて、前置きが長くなってしまい

 

ました。

 

自粛が続く、こんな時こそ

 

ゆる〜く学ぼう!!

 

今日のテーマは、

 

ソクラテスだyo~♪

 

 

 

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時代は、紀元前5世紀

 

場所は、ギリシアのアテナイ。

 

つまり現在のアテネですね。

 

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アテネといえば、「アクロポリス」。

 

高い丘の上の都市という意味だそうです。

 

 

ほらほら歴史の教科書に

 

パルテノン宮殿の写真、見たこと

 

あるでしょ?

 

これこれ↓↓↓

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Pixabay

 

まさにこの宮殿にソクラテス先生は

 

弟子を連れながら歩いていたそうな・・

 

ロマンを感じるわ〜💕

 

 

 

 

私は、長距離の飛行機が怖くて、

 

ここ最近は、もっぱら東南アジア

 

ばかりの旅行でしたが、いつかは

 

行ってみたいな。

 

てか、コロナの影響で、飛行機会社が

 

この先どうなるのか?バフェットさん

 

航空会社の株を全部売ったったって。

 

ほぇええ〜〜〜∑(゚Д゚)

 

私たちは、コロナ終息後もこれまでの

 

ように海外旅行へ行くことができるのか

 

しら・・・・ま、今考えても仕方ないね。

 

 

 

話を元に戻しましょう。

 

当時、ソクラテスさんよりも16才年上の

 

プロタゴラスさんという哲学者がおりました。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

場所は、パルテノン神殿

 

ある日、とある政治家が、

 

この考え方が唯一正しいのだ!

 

えっへん。

 

だから、君がやっていることは

 

間違っている!

 

と言ったとしましょう。

 

そこへ、突然やってきた

 

プロタゴロスさん。

 

「いやいやそれってあなたの

 

価値観でしょ。人にその

 

価値観を押し付けないでくれる?💢」

 

と、言ったかどうだかわかりませんが

 

これが、プロタゴロスさんの

 

「人間は万物の尺度である」という

 

相対主義哲学であります。

 

 

 

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ほぉ〜

 

相対主義、いいね。

 

なんか今風。

 

 

 

が!!この後、

 

この思想を当時の政治家が

 

利用して、どうせ何が正しいかなんて

 

人それぞれなんだから

 

多くの票さえ、集められればいい

 

やということで、当時のアテナイは、

 

口ばかりの政治家になって

 

しまいました。

 

 

 

 

ん?

 

今の日本の政治家と似てる気が・・

 

 

 

 

 

さて、そんな中、ソクラテス先生が

 

この時代に颯爽と登場します。

 

 

そして、この腐った政治家たちに

 

メスを入れていきます。

 

とはいえ、弁論術に長けた

 

政治家ばかりですので、まともに

 

戦ったら、天才ソクラテス先生でさえ

 

政治家たちの巧みな弁舌に

 

ひとたまりもありません。

 

で、どうしたかというと!!

 

 

相手を質問攻めにして、相手が

 

ボロを出したら、一気に反論しまくる

 

戦法をとったのでした。

 

 

なぜ質問攻めにしたかというと

 

自分がなんでも知っていると

 

思っていたら、知ろうとは

 

しないもの。

 

 だから、ソクラテスさんは

 

「自分は、何も知らないことを

 

認めるところから始めようと!」と

 

呼びかけたかったようです。

 

これが、有名な「不知の自覚」という

 

ものです。

 

 

 

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いやいや、ソクラテスさん!

 

政治家に喧嘩を売っても

 

な〜んも得にならないですよ!

 

 なんで、ソクラテスさんは

 

こんなことをしたのか?

 

しかもこの後、 政治家たちから

 

疎まれて、死刑を宣告されて

 

しまいます。

 

 

 

とはいえ、いきなり

 

「死刑宣告」ではなく

 

最初の判決は、「追放」だった

 

ようです。

 

だから、ここでその気になれば

 

逃げることも、罰金程度で済んだ

 

はずです。

 

なのに・・

 

なのにですよ!

 

弟子たちが止めるのも

 

聞かず、「反省する気はない!」と

 

言って、自ら毒杯を飲み干したそう

 

です。えっーーーーー!

 

そんな〜〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)泣

 

 

「史上最強の哲学入門」

飲茶 著〜より

 

「価値観なんて人それぞれさ」を

合言葉にホントウのことを

追究しない世の中、

見せかけだけの言葉で

満足してしまっている

世の中が許せなかった。

 

ソクラテスは逃げなかった。

なぜなら、彼は、死の恐怖を

目の前にしても決して

揺らぐことのない真理

ホントウの何かを追究する

人間であったからだ。

もし、喉もとに剣を突き

つけられて、主張を撤回

するとしたら・・、

それは相対主義者と同じである。

 

 

なぜなら、ソクラテスが

自ら毒を飲む行為とは、

「この世界には命を

賭けるに値する真理が存在し、

人間は、その真理を追究するために

人生を投げ出す、強い生き方が

できるということ」の

確かな証明であり、それがその場に

いた若者たちの胸に

深く刻み込まれたからだ。

 

それは、ソクラテスが

相対主義を是とせず、絶対的な価値、

真理といった「ホントウの何か」を

人間は追究していくべきなのだ、

という熱い信念を持っていたからである。

 

 

 

う〜〜〜ん。

私なら、人それぞれだよね〜で

いいと思っちゃうけどな〜

これぞ凡人の証。 ( ̄▽ ̄)

 

まぁソクラテスさんは、哲学者。

 

 

どう生きるか?

どう死ぬべきか?

なんのために働くのか?

 

「真理」を追求するのが哲学の道。

 

人それぞれだよね〜

 

のひと言で終わらせてしまったら

哲学を学ぶ必要は

なくなってしまうからね。

 

それにしても

自分の信じた道を命をかけて、

守ろうとしたソクラテスさんの

信念は、凄い!!

 

何千年という月日が経っても

名を残す人の情熱は熱いね。

 

そして、この後この情熱は

弟子たち、プラトンに引き継がれ

絶対的「真理」があることを

信じ「アカデメイア」という現在の

「大学」の源となる機関が作られた

そうです。