「易と人生哲学」安岡正篤 著

今、易経について

 

ゆる〜くお勉強しています。

 

なぜかというと

 

安岡正篤氏の

 

「易と人生哲学」という本を読んだ

 

時に、これは!と思った言葉があった

 

から。

 

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欲望は陽、対して内省・反省は陰。

欲望無ければ活動はできないが、

欲望が盛んであるほど、内省が必要。

内省のない欲望は、邪欲である。

 

内省の「省」という文字には、

省みると省くの意味あり。

内省すれば必ず余計なものが

省け、陽の整理を行い、陰の結ぶ力を

充実させる。人間の存在や活動は、

「省」の一字に帰すると言われる。 

 

易というものは、宿命を

探求するものではなく、

自分で自分の運命を文字どおり

創開(初めて開設すること)していく、

化成(良い方に改めること)していく・・・

これも易の言葉であります。

岩崎弥太郎という人物ご存知ですか?

あの三菱財閥の創業者です。

この人は、易経の「化成」という

言葉を愛していたそうです。

 

「離」の卦の中にある言葉に

 

感化させ良い方向に改めること。

生活、事業、思想、学問などを

固定させずに限りなく化成していく

というのが易学であります。

 

そこでこれを学べば学ぶほど、

自分で自分の維新、日新の

生活、活動を創造していくのだ

ということを十分に理解しておく

必要があります。

 

第一に易という文字は、一般に

使われている通り変わると言う意味。

変化すると言う意味を持っております。

世界は常に変化する。

停滞したり固定しない。

つまり一心であります。

 

易とは人間、人生、生命等に関する

維新の研究、維新の学問であります。

俗に言う運命を予言すると言うような

ものでは無いことをまず自覚しておく

必要があります。

 

 

私は、易だけでなく、全ての占いは

 

安岡先生がおっしゃったこの言葉

 

通りではないかと思います。

 

とはいえ、この本を読み進めて

 

いくと、やっぱり、これって

 

普通の占いじゃん。と思える内容

 

もあって、困惑しておりました。

 

ところが、この後、易経を

 

学ぼうと色々検索していたら

 

「易経は矛盾の書」とあって

 

妙に納得しました。

 

う〜〜ん。「易」面白ぞ!!

 

このブログに説明できるように

 

なるのは、いつになるか?

 

わからないけど、学ぶ価値あり!!

 

 

そうそう易といえば、このドラマ!

 

今、見始めたところ。

 

 

 

発想が凄い。

なんと第二次世界大戦で、アメリカが

敗北し、アメリカの東側が、大ナチス帝国、

西側が日本太平洋合衆国が統治する設定で

始まります。

 

で、このドラマのどこが易と

関係があるのかというと、

日本人官僚役の田上という人物が

頻繁に易経を用いるシーンがあるから。

 

原作者は、フィリップ・K・ディック。

彼は、他にも「アンドロイドは電気羊の夢を

見るか?」という本を書いており

これがなんと!「ブレードランナー」

という映画の原作だそう。

 

へ〜〜〜〜

 

でもさ、ブレードランナーにしても

このドラマにしても日本の設定が

なんかヘンテコなんだよね。

 

ちなみに易経関連を検索して

いたら、Amazonさんが私に勧めて

くれた本の中に菊池寛の

「易と手相」というのが

あり、読んでみました。

が!短編とはいえ

短すぎやしませんか?

彼は、手相の方がお好みだった

ようです。笑