四柱推命の謎と真実より〜陰陽循環を学ぶ

 

毎日当たり前のように

 

規則的に

 

太陽はのぼり、

沈んでいく、

すると月が現れ、

また消えていく。

 

私の1日も

当たり前のように

朝が来て、

夜を迎え

静かに眠る。

 

 

この素晴らしい循環。

 

今日は、以前にも

 

何度かこのブログで紹介している

 

「四柱推命と謎と真実」より

 

「天円地方」について

 

いつものようにゆる〜く

 

学んでみたいと思います。

 

 

 

 

お日さま(天)はいつも

 

正しく回転し、

 

明るくすべてを照らし、

 

多くを明らかにする。

 

そして、大地は、

 

動かず、すべてを受け入れる。

 

そんな意味合いがあったか

 

どうかわかりませんが、

 

天はまわるので、動。

 

大地は不動なので静だそうです。

 

 

そして、孔子が易経の

 

解説書として書いた

 

説卦伝(せっかでん)の一部に、

 

天を参(3)にし地を両(2)にして

 

数をたつ。

 

 

という言葉が残されており

 

 

天円地方という世界観がありました。

 

p47

宇宙である天空は円球をしていて、

その中央に立方体の大地(地球)が

浮かんでいる構図です。

したがって、円球としての「天」は

”円周率である『3』を掛けて表出する

『奇数=陽数』となり、方形である

「地」は正方形の面積で『2』を

掛けて表出する『偶数=陰数』となる

理屈です。その「天」を代表する

天体が「太陽」で「地」を代表する天体

が「月(太陰)」でした。

 

 

 

それを図にすると↓↓↓

 

   

 

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まとめると

 

  

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これが、古代中国の宇宙観であり

 

陰陽道、道教思想に繋がっていく

 

わけだね。

 

そして、現代でもこの天円地方は

 

風水などにも使われています。

 

日本で、有名なものでいうと

 

お相撲の土俵です。

 

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あれ、方形と円が逆じゃない?

 

そう。

 

これは、

 

人間界の地から

 

天界を隔てているので、

 

お相撲さんが、競技に入る前に

 

四股を踏んだりするのも

 

呪術的作法になるそうだよ。

 

へぇええ

 

奥が深いね。

 

 

ちなみに古代の貨幣の形を

 

よく見ると!

 

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これもまた、円の中に方形。

 

そうです!

 

これも天円地方説から

 

来てるんですってよ〜〜〜

 

すごいね〜

 

これらの陰陽循環をゆるく

 

学んで来ましたが、一つ

 

わからないことがあるんですよ。

 

それは、「5」がないこと。

 

気学、九星の定位盤には、

 

中央に5が配置されているよう

 

なのですが、この天円地方説の

 

この循環にはなかったので、

 

不思議です。

 

 

あ!

 

それと、方位盤を作っていて

 

気がついたのだけど、

 

算命学の北(子)は、地図と同じ

 

上に書きますよね?

 

ところが、気学の方位盤は、

 

南(午)が上になります。

 

なぜだろう???

 

ネットを検索してみたら、

 

「まともな気学者なら

上は南」だそうです。

 

そうなの?

 

ふ〜ん

 

確かに遥か昔から、

 

そのようですが、

 

答えになってないので、

 

さらに深掘り検索していくと

 

以下のような内容が書かれて

 

いました。

 

出典:前漢の二十八宿天体暦 汝陰侯墓出土円儀の天文学的考察

ほとんどの書は、式盤の子(北)を

上方に記載しているが、

午(南)を上にするのが正統である。

『神定経』巻二・釈用式に引く

『金匱経(きんききょう)』には

「式を用いる法は、朝は南を向き、

暮は北を向き、
常に左手を以って鬼門を執り、

右手をもて月将を転ず」とある。

(文献1③、6①)
つまり式盤で占うときには、

地盤の鬼門

(北東:艮(うしとら):丑と寅の間)が

左手にくるように使うため、

午(南)の方位が上になる。 

  

なるほど!

 

さらにこのサイトには、

天文学的解説まであり、

面白そうです。

これからじっくり読んでみますが

 私は、気学者ではないので

 地図の通り、上を北にしたままで

よしとします。

 

 

 

 

さて、今日は天円地方説の

 

陰陽循環についてゆるく

 

学びましたが、先日3Dプリンターを

 

購入したので、 Town&Country

 

太極図をプリントしてみました。

 

黒のフィラメントがなかったので

 

赤にしてみたけど、なかなか

 

可愛くできたと思います。

 

 

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       出典 Thingiverse