「病気にならない整体学」宮川眞人 著

私が過去に占いに対して

疑問を抱いたとき、

この人は、こういう

タイプだとかの線引きが

どうしても受け入れ

られなくて、悩んだ

時期がある。

 

なので、カラダに対しても、

このタイプは、

ガンになりやすいとか、

心筋梗塞になりやすい

など言われてしまうと、

まだ患っていないのに、

その病気になると

刷り込まれているようで、

受け入れ難かった。

 

ただ、占いにしても

体質にしても「傾向」が

あることは確かだと思うし、

最近は、なるほどそういう

考え方もあるんだと、

知識として、取り入れる

ことはとても大事だと

思えるようになり、

過去の積読本の中から、

少しずつ再読している。

 

そこで、今日紹介する本は、

 

「病気にならない整体学」

宮川眞人 著です。

 

 

この本の最初には、

私が苦手とした、

この病気になる人は、

こんな人という説明が

ありますが、実は

この本には、

だいぶ助けられました。

 

中でも後半に紹介

されている

「小豆タオル」は、

10年近く我が家の

必需品になっています。

小豆がこの布の中に入って

いて、ちょうどいい重さです。

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使い方は、電子レンジで

温めて使います。

 

好みもありますが

私は、600wで、

1分30秒ぐらいが

好きです。

 

 

どんな時に使うかというと、

風邪気味で、寒気がする時に

胸椎の1番〜3番あたりに

当ててみたり、

胃が冷えて鈍痛があるときや、

肩こり、冬場は湯たんぽ

がわりと多種多様の

使い道ができます。

 

私だけでなく、子供が

受験のときや旦那が

疲れている時、本当に

助けてもらいました。

我が家では、今でも家庭薬

より大事な存在です。

先日も息子から新しい

小豆タオルが欲しいと

言われ、送ったところです。

 

作者の宮川眞人氏は、

病気になる体には

必ず理由があるとし、

心と体は連動していると

言っています。

 

特に呼吸器と腰の前弯曲の

重要性を主張され、

 

 p51

生きてゆくための基本運動は呼吸です。つまり、人は立って呼吸するために腰の反りを作り上げたといえます。

 

 

 P52

前湾曲した腰は弾力がある腰といえます。呼吸とともに、腰は連動して微妙に動いています。肺炎になるというのは、腰が硬直して胸郭が動かなくなってなるのです。一見体格が良く、太った人でも腰の前弯曲がなくなり腰が硬直すると肺炎になります。また、老人が肺炎になりやすいというのも、単に肺だけの器質的な問題ではなく、このように腰が硬直しているという大前提があります。

 

(略)

 

この「腰の反り・前弯曲」と、「呼吸器」の連動は、人が生きてゆく動きの根本です。もっといえば、腰は呼吸器のためにある、体のすべては呼吸のためにある、体の動きの連動性も呼吸器の弾力のためにある、すべては呼吸器につながっている、といえるのです。体のすべては胸郭の弾力のためにある。

 

 

ヨガでも何を置いても

呼吸が大事だと言いますよね。

私はヨガをしていなかったら、

今頃呼吸の大切さを知らないまま、

交感神経のスイッチが入ったまま

カチンコチンの体になっていたと

思います。

 

 

 p58

内股の伸び(内転筋)は、仙腸関節の弾力と連動して体全体の弾力を司っています。目の筋肉の伸び(視力)にも連動していますので、内股をよく伸ばすことで、視力の低下を防ぐことになります。股関節の内側は、仙骨、腰椎4、5番を整える重要なポイントとなります。股関節の内側を柔軟にする開脚体操をするだけで、慢性的な腰痛が軽減します。これは、仙骨の柔軟性が回復し、腰の前弯曲を取り戻し、呼吸器の疲れが取れるからなのです。つまり、腰痛というものの多くの原因が、根本的に呼吸器の疲れから来ているといえるのです。

 

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私も腰椎4番5番あたりに

問題がありそうです。

この本で紹介されている

後半の腰痛予防の体操の

「カエル足体操」は、

最初は笑っちゃうぐらい

全くできませんでした。

 

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ところが、この1年

ヨガやストレッチを

続けてきたおかげで、

以前よりこのポーズが

苦しくなくなりました。

まあそれでもこの写真の

ようにはいきませんけど。

とほほ 

 

 

当たり前にできて

しまう人からすれば、

なんで?と

驚かれるでしょうね。

 

からだの個人差って

凄いよね。