海が走るエンドロール 1

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私は毎朝、食事をしながら、

 

Twitterをチェックしている。

 

 

昨日はイケハヤさんが、

 

面白いとお勧めしてくれた

 

漫画をポチり。

 

海が走るエンドロール1 」

たらちねジョン 著

 

 

主人公のうみさんという

 

お婆ちゃんと自分を重ね、

 

いろいろ思うことがあった。

 

 

 

日常にこれ以上波をたてては

面倒臭い。

 

 

 

めちゃくちゃわかる。

 

がんを疑われる前は、

 

子育てを終えて

 

このまま死を待つだけの

 

人生なんて絶対に嫌だと

 

思っていたけど、

 

今となっては、

 

何かを始めて、面倒なこと

 

になるより、生きているだけで

 

幸せだと、自分に言い聞かせ

 

ている。

 

 

 

歳を重ねていいところのひとつ

自分の機嫌の取り方がわかること。

 

 

 

 

うみさんのそれが料理。

 

私は、プールで黙々と歩き、

 

ざわざわする心を沈め、

 

ブログで、湧き上がって

 

くる気持ちを整理している。

 

 

でも、お盆に上京した際、

 

息子と二人で食事をしていたら、

 

「また通信の大学に入ったら?

レポートを書けば、間違いを

指摘してくれるから、ブログで

自己満足しているより、

 成長できるんじゃない?」

 

 

と、厳しいアドバイスをもらった。

 

 

この漫画の主人公うみさんは、

 

プレイヤー側になりたいと

 

美大へ入学を決意するけど、

 

私は?

 

大学で学んだあとの、ゴールが

 

見つからない。

 

まあゴールがなくても、

 

学ぶ楽しさを味わうことが

 

できて、毎日が新鮮だろうな。

 

 

私は、息子が生まれる前に、

 

法政大学の通信教育学部に

 

入学し、出産や育児、仕事に

 

追われながらも6年かけて、

 

無事卒業している。

 

卒業した当初は、何でも

 

挑戦できる気がしたけど、

 

時間が経つにつれ、

 

その気持ちは萎えた。

 

通信の大学というのは、

 

通信教育学部で入学しても

 

卒業ができれば、履歴書に

 

法政大学文学部卒と書ける。

 

でも、私はそれを書かずに

 

高卒のままだ。

 

なぜなら、大学の名前と

 

自分の実力が釣り合わないから。

 

通信の大学には、とても優秀な

 

人が、大勢学んでいる。

 

 

でも、レポートの書き方に慣れ、

 

卒論も上手な人の書き方(型)を

 

真似てしまえば、私のように

 

国語力が小学生レベル

 

でも根性さえあれば、

 

卒業ができてしまうのだ。

 

この漫画をポチった時にAmazon

 

が、勧めてきた「終わった人」を

 

この漫画の後、すぐに読んで、

 

どうせ入学するなら、ゴールを決め、

 

通信ではなく、小学生レベルから

 

やり直し、普通に大学受験に

 

挑まない限り、私は成仏できる

 

気がしないとつくづく思った。

 

「終わった人」は、また今度~。