「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原扁理 著

 

 

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pixabay

 

この本は、中田敦彦くんの動画を見て、

存在を知りました。

 


www.youtube.com

 

中田くんが要約していた

のに何故この本を買った

かというと、全面的に

著者に共感できたから。

 

そして、この先の

老後を考える上で、

著者が実践していることを

参考にして、これからの

生活に役立てたいと思った

からです。

 

 

いちばん自分を理解して、

自分のためにこんなに

考えて働いていろいろ

してくれる人は自分しか

いません。

 

それから、自分自身が

いちばんの友達、という

のも全然アリだなー、と

思うようになった。 

 

 

 

いや〜めっちゃわかります。

 

 

 

世間では、たくさんお友達が

いて、フォロワーがたくさん

いることがステータスの一つ。

 

「友達100人できるかな」

 

なんていうCMが、過去に

あったぐらいだし、

教育自体もそうだしね。

 

でも、これが当たり前だと

思い込んでいたり、親も

それを信じていたりすると、

しんどいね。逃げ場のない

孤独を受け入れるしかない。

 

子供の頃から、哲学や宗教を

学ぶ機会があれば、

どんだけ多くの人が救われる

だろう。

 

よく「誰も私のことを

理解してくれないんです。」とか、

言っている人がいるけど、

そもそも親や友達であっても

わからないと思うし、そういう

のが、甘えなんだと、最近

やっと思えるようになった。

 

理解してくれる人なんて

いないんだ。自分しか

いないんだ!!という

決心がつけば、めちゃくちゃ

強くなれると思う。

 

私もこの年齢で、愛知へ越して

きて、3年が経ちますが、

いまだにこちらには、

友達が一人もいません。笑

 

側から見れば、孤独に見える

だろうな〜。

 

いや、事実孤独ですけどね。

 

でも自分しかいないんだという

覚悟ができたし、もちろん

友達ができたとしても、期待

しすぎず、互いに自立した

関係でありたいと思えるように

なりました。

 

 

自分の選択した生き方が、

正しいとか間違ってるとか、

なんで人に言ったり、

証明したり、認めて

もらわなきゃ

いけないんだろう、と

思ってます。そういう

目的で人と比べたりする

のって、あんまり

興味が持てない。

 

 

いい悪いとか、

正しい間違ってる

みたいな、相対的で

対立的な価値観って、

疲れると思う。

 

間違ってる何かがないと、

自分が正しい側に立て

ないというのは、しんどく

ないでしょうか。

 

世の中ってそういうふう

にはできてないと思うんです。

だって、特に誰も間違って

ない場面って、生きてたら

よく遭遇しますよね。

そしたら、自分が正しく

なるために、必死で

間違ってる他人を

探して、あるいは

無理やり作り上げて、

否定しなきゃいけない

じゃん。めんどくさ。

 

 

生き方に限らずですけど、

何がベストかっていうのは、

ただの幻、という気がする。

あると思えばあるし、

ないと思えばないっつーか。

私には同じことのように思えます。

 

 

あーまさにこれは、

先日お勉強した

バガヴアットギーター 

の平等の境地では?

 

 

「バガヴァッド・ギーターの世界」

 

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平等の境地とは?

 

p48

 

善悪、損得、苦楽、

勝敗などのすべての

相対的なことを離れ、

すべてを平等に見れば、

我々はもはや行為の

結果に束縛される

ことがない。

 

 

前回に続いて、この「平等の境地」

についてブログに投稿しようと

思っていたんですが、

この本を読んでいたら、改めて

書く必要もないくらい、

著者の思考が平等の境地でした。

 

正解なんてどこにも

ないのに正解があると

信じて、それを探し求め、

生きていくのはとても辛い。

 

20代でそこに気づいた

著者は、本当にすごいと思い

ました。

 

本のタイトルで、節約本と

思われる方がいるかも

しれませんが、学校や社会で、

人間関係がしんどいという方に

お勧めの本です。