「ゆるくてしあわせな発酵生活」 田中 菜月 著
以前自分がアトピーかも
しれないと思い、
手にとった本は
しっかりとエビデンスが
ありました。
お陰で、その本の通りに
皮膚科からの指示を受け、
ステロイドを塗った結果、
1年悩み続けた痒みは
なくなりました。
なので、科学的根拠が大事だと
いうことは身に染みてわかりました。
でも、エビデンスはないけれど、
これだけは絶対に信用できると
いうものもあります。
それは米麹で作った甘酒です。
このブログで、この甘酒の凄さを
何度か伝えてきましたが、
これが何故私の快便につながるのか?
はっきりとしたエビデンスを
見つけることができませんでした。
でも甘酒には凄いパワーがある!
というこの気持ちは
どうしても抑えることができません。
「ゆるくてしあわせな発酵生」田中 菜月 著
(Kindle の位置No.299-303)
フグの卵巣は、そのまま食べたら
人が死ぬほどの猛毒ですが、
三年くらいぬか漬けにすると
美味しく食べられるように
なります。
なぜ無毒化されるのかは、
現代の科学をもってしても、
まだ解明されていません。
エビデンスは後から
追いついてくる。
先人たちの智慧って
本当にすごいですよね
(Kindle の位置No.1379-1382).
目に見えないものを信じない、
エビデンス至上主義な世界よりも、
「目に見えない世界も、
あったら面白いな」と
思って生きるほうが、
わたしは幸せだなって
感じるので、そちらを
選んでいます。
だって微生物も目に
見えないですからね。
発酵も、断食も、瞑想も、
スピリチュアルも、
特別なものにしない。
これを読んでとても共感しました。
著者がいうように、まだまだ
この世界には科学で証明できないこと
がたくさんあります。
今、私たちが馬鹿らしいと
思っていることが、未来では
当たり前になっているかも。
ということで、エビデンスが
あるかないかではなく、
いいとこ取りが一番だと思いました。
東洋思想には中庸という言葉があります。
意味は、片寄らず中正なこと。
算命学でも生き方として、
「中庸」であることが
大切だと先生から教えてもらいました。
「過ぎたるは及ばざるが如し」by 孔子
過剰になり過ぎることは
不足し過ぎることと
同じように良くないという意味。
これが絶対正しい!と思いこむよりも、
自分に合ったものを探していく生き方
でありたいと、この本を読んで思いました。
ということで、この本で
紹介されていた「りんご酵母」と
「糠漬け」など、来年から
始めようと思いました。
ヒャッホー
これぞ噂の菌活ですね。