映画「トランセンデンス」を見ました。

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昨年から本格的に

キャッシュレス決済が

導入されましたが

みなさんは使っていますか?

 

私は昔、カード会社に

勤務していたこともあり

20年前からほぼ

クレジットカードで

買い物をしております。

 

ですが昔は、カードが

使えるところも少なくて

困ったことが何度か

あります。

 

さらにカードを使っていると

現金を銀行から引き出すの

さえ億劫になり

 

当時マクドナルドでは

カードが使えず、いざ

コーヒーを飲もうとしたら

財布に100円すら

入っておらず

「現金を引き出して

来るからコーヒー

置いておいて〜〜」と

叫びながら慌てて

ATMに駆け込んだことも

あります。

 

当時と今を考えると

なんて便利な時代が

やってきたんだろうと

ズボラな私は嬉しくて

たまりません。

 

 

とはいえ、便利になった分

AIが人間の仕事を

奪うと言われています。

 

つい数年前まで、給料日の

銀行は、人の列でごった返して

いましたが、今じゃATMに

数名並んでいる程度。

 

 

本当にAIが仕事を奪って

いくんだと実感しております。

 

さて、前置きが

長くなりましたが

近い未来

機械に支配される

怖さもあると

思うようになり

 「トランセンデンス」という

映画をみました。

 ジョニーデップが出てますよ。

 

 

 

 

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〜あらすじ〜

人工頭脳(PINN)を開発していた

ジョニーデップが演ずるウィルは、

反テクノロジーを

主張するテロに襲われ、命を

落とすが、同じく科学者の

妻エブリン(レベッカ・ホール)に

よって、ウィルの頭脳と意識が

人工頭脳にアップロードされる。

ところがそこから、人工頭脳は

加速度的に進化を遂げたため、それ

を驚異に感じた人間が

阻止しようとするおはなし。

 

自分の意識や自我と

言われるものが

アップロードできる未来!!

 

 

だいぶ前になりますが

テレビで「安堂ロイド」という

ドラマがあったのですが

オープニング、ジョニーデップが

打たれるシーンは安堂ロイドを

彷彿させました。

あれもラストには主人公の

沫嶋黎士の記憶がデーター化

されて、メモリーチップとなって

最終回、脳データがインストール

されて、殺されたはずの沫嶋黎士が

蘇るというお話でしたね。

かなり面白かったんだけど

ついに映画化されなかったね。

 

この手の話は

死への恐れを抱く人類の

永遠の憧れでもあるから

とっても興味深いよね。

 

さて、感想ですが

ナノテクノロジーや

医療ロボットの

進化によって、治らない病気や

怪我などを治していく様子は、

まるでイエスキリストが盲人を

癒す場面のよう。

 

ところが、ウィルやエブリンと

共に研究していたメンバーや

反テクノロジーを主張する

テロは、「人口頭脳のウィル」は

やばい奴と判断し、攻撃します。

 

はて、人工頭脳ウィルと

その妻エブリンが

やったことは悪なんだろうか?

 

彼らは誰も襲わなかったのに。

 

確かイエスが十字架にかけられた

理由は、イエスの教えがどんどん

広まっていき、多くの人が

イエスに従うようになり

当時の権力者たちがイエスを

怖れ、排除するために処刑され

たと言われているけど

なんかこの映画と似てる。

 

AIが人間を超えるとされる

25年後、AIに支配される怖れを

人間はどう対処していくんだろう。

そんなことを考えさせられた

映画でした。

 

ちなみに

「哲学と宗教」全史という本を

読んでいたら

 

今から1万2000年前に

メソポタミア地方で、人間は定住し

植物を支配する農耕に始まり、動物を

支配する牧畜、さらには金属を

支配する冶金と、植物、動物

金属、すべてを人間が支配する

ようになり

人間が定住生活をし始めたときに

人間の脳みそは最後の進化が

終わり、それから今日まで進化して

いないそうです。