「これでいいのだ!」自己の意識を自由に操る言葉

こんにちは。

先日、父が熱中症で救急車に運ばれたと報告しておりましたが、あれから容態が急変し、急性腎不全に。
救急車で運ばれた病院では、透析が出来ないので、急遽大きな病院へ転院して、ICUで透析治療をすることになりました。そして4日間、透析治療を続けた結果、一般病棟に移ることができました。

ところが、病院の話では、父が退院できても、これまでのような独り暮らしは無理だろうから、早急に介護申請をした方がいいと言うので、役所へ行ったり、転院前の病院の退院手続きに行ったりとドタバタの1週間でした。

 

それでも父の容態が落ち着いてからは、東京の友人と、なんとこの猛暑の中、上野動物園に行ってきました。(友人はシャンシャンの大ファンだから。)暑かったけど、やっぱり動物には癒されますね。




動物たちも人間と同じようにこの暑さにぐったり。

シロクマさんなんて、流れ落ちる水を抱え込んでいるし

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シャンシャンのお父ちゃんの後ろ姿は・・お疲れモードでした。

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それにしてもあんなに元気だった父が、熱中症で以前のような生活に戻れなくなるなんて、年を取るということはこういう事なんだと思い知りました。

でも父自身は、今ある自分を受け入れて、俺が助かったのは、運が良かったからだと、今回の出来事を前向きに捉えてくれているので、少しホッとしています。

そこで、今日は野口宝蔵さんの「これでいいのだ」をご紹介します。

〜この本には、これでいいのだというのが二百回近く出てくる。二百回も目でおっていれば、自然にマントラ的効果があり頭の中はこれでいいのだ文字がかけめぐるにちがいない。つまりお経の反復効果があるのだ。




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これでいいのだといっていると
すこやかに老いていける
だから
これでいいのだ

 

これでいいのだといっていると
顔が上がり
頭の上に空があることに気づく
だから
これでいいのだ!

 

これでいいのだといっていると
自分をコントロールできてくる
自己制御能力がつく
だから
これでいいのだ!



これでいいのだ
といっていると
恐怖が起きない
何も失うものもない
だから
これでいいのだ!

 

 

これでいいのだ
といっていると
失ってもすぐに元に戻ってくる
だって一回手放してしまっているから
だからこれでいいのだ

 

 

これでいいのだー
これでいいのだー

すると
心が空になって
直感が働き
タイミングがとれるようになる

 

 

無病息災不老不死
そんな生き方ができないものか
そんな妙薬がこの世にないものか
ひょっとしてヒマラヤ奥地にはないだろうか

どっか地の果ての島に行けば?

 

フダラカと言うところに行けば?
と、地上で栄華を極めた人は考えた。
そして手に入れたものは水銀やツァチェンノルブの秘薬
また、頭のいい人もいました。
で、頭のいい人は考えた。
ある人は考えない「無」という妙薬を思いつき

ある人はすべての命がつながっている
「輪廻転生」を思いつき

ある人はすべてはうまくいっているという
マントラをつくり
そして、ある人はこれでいいのだという
自己満足を考え出しました。
そんな中、バカボンの会ができました。
バカボンとはサンスクリットでブッダのことで
天才を意味します。
自己の意識を自由にあやつる天才。
これさえ唱えていれば天才になれるような気がします。
これでいいのだを手にしたらすでにあなたは天才バカボンです。

 

 

一人で暮らしていた父が、寂しくなって、過去に甥っ子の目の前で泣いていたと聞き、娘として、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
でもどうすることもできない。そんな時、この本の「これでいいのだ」に私は救われた気がしました。