「生くる」執行草舟 著 

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pixabay
 

 

読書は、1冊読み終わると、次に読む本を探しにAmazonへ行く。でも最近、同じような本を勧められるので(検索する言葉が原因なんだけどね)、今回はInstagramで#読書を検索してみました。

 

InstagramやPinterestは、視覚から入ってきて、直感で本をチョイスできるので、面白いですね。最近ハマっています。

 

今回、「生くる」という言葉が大きく書かれた本を見つけました。

 

 

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どこか中村天明さんや稲盛和夫さんを彷彿させる強烈な哲学を持っているような気がして、早速この本を購入しました。

 

 

久々に分厚い本です。しかも文字がびっちり。

 

あかん。

 

背伸びしちゃったかな?

 

ところが、読み進めていくと、私でも読めていることに気がつき、安心しました。

 

まだ、最後まで読めていないのだけど、今日は一部だけ紹介したいと思います。

 

p172

自分の時間とは何か

 

家族との絆のために時間をとられて、自分の時間がないと言う人がいる。こうなるともう手がつけられれない。家族との関係は、子育ても含め、仕事と並んで一番重要な自分の時間をかたち創る。

 

仕事や家族に、自分の時間がとられることは絶対にない。人生における有意義な時間の過ごし方とは、仕事と家族に多くの時間を当てることを言うのだ。

 

 

 

 

私は昔、エアロビクスにハマっていて、面白いインストラクターがいると聞けば、他県でも出かけていくほどでした。

 

当時はまだ、子供が小学生だったこともあり、夜のレッスンに行ける子育てを終えた、年上マダムたちが羨ましく・・・

 

早く子育て終えて、自分の時間が欲しいと思ったものでした。

 

 

さて、子育てを終えた今、自分の時間が欲しいとあの頃のように思うか?と聞かれたら

 

NOです。

 

今思えば、子育てをしていたあの時間は、何ものにも代えがたい貴重な時間だった。

 

そして、何より私は充実していた。

 

 

 

自分の時間を仕事に与えるか、家族に与えるかなどと考えるのは、著しく自己中心的で傲慢と言える。他者に与える自分の時間を持っている人間など、一人たりともいない。何から何まで、一人の人間の行動と存在はすべて、その人のものに決まっているではないか。

 

仕事や家族は、この世で自分固有に与えられている生命としての時間を、有意義に過ごさせていただくありがたい存在として見るのが正しい。 仕事がなかったら、人間は生命の燃焼ができない。家族や友人がいなかったら、生命の燃焼のしがいがない。

 

 

家族を失ったり、子育てを終えてみないとなかなかそれを理解するのは難しいことだと思いました。

 

 

さて、話は違いますが、この本を読んでいたときに流れていた曲が、

 

 

For Once In My Life         ♪~By Stevie wonder

 


For Once In My Life (Live) by Stevie Wonder

 

まさに!!この歌詞〜

 

生まれて初めて僕を必要とする人を見つけた。

 

自分の中で、本の内容とリンクしたので、少しウルっとしてしまいました。それにしてもいい曲です。スティービーが奏でるハーモニカの音がなんとも心を揺さぶりますね。

 

あ!glee好きの私としては、この動画も大好きです。

 


Full Performance of "For Once In My Life" from "Wonder ful" | GLEE