骨盤占いかと思った。

ブログの更新サボっておりました。というのも腰が重くて、とてもPCに向かう気になれなかったから。でも今はだいぶ良くなったのと、本は読むことが出来るので、家にある身体に関する本を再読しています。

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実は、過去に副業でタイ古式マッサージをやっていたこともあり、マッサージの本なんかもあります。(≧∀≦)


今日はその1冊目、片山洋次郎さんの「骨盤に聞く」です。

 

気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門 骨盤にきく (文春文庫)

気持ちよく眠り、集中力を高める整体入門 骨盤にきく (文春文庫)

 

 

なぜこの本を選んだかというと、寝相や骨盤のタイプによって、その人の特徴や性質、さらにはどんな部分が緊張しているかなどがわかると書いてあって、この本を買った当時、占いのお勉強も始めていたこともあり、この本が骨盤占いのように思えたからです。



P19

人は眠る時、身体が緊張して固まっているところを無意識に解きほぐそうとしています。たとえば、うつ伏せになって片脚を曲げて寝る人は、骨盤底部の緊張がとても強い人です。体質的にそういう寝方が楽な人もいますが、何か不安や、強いストレスを抱えている場合もこんな格好で寝ることが多くなる。片脚を曲げると骨盤がゆるみ、呼吸が楽になります。骨盤というのは一般に左のほうが緩みやすいので、この時左脚を曲げる人が多いのです。

 

寝相のパターン 

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ちなみに私は、大の字で寝ます。(^o^)


P20

仰向けで手足をバーンと拡げて大の字になって寝るという人は、のびのびしているようでいて実は違う。脚を大きく拡げるのは、骨盤底部の緊張をゆるめようとする姿勢です。バンザイをするように両手を上げるのは、首が緊張している(頭や目が疲れている)からです。 

 

 これを読んだ当時、私はコールセンターで働いていたので、PC操作はもちろんのこと、クレーマーの電話に当たらないか常に緊張していたこともあり、肩や首回りはひどく凝り固まっていたので、この部分を読んで納得したのを覚えています。




次に、以前読んだ時は、あまりピンとこなかった部分が、今はとても腑に落ちる文章がありました。

p158

更年期というものは、何もかもホルモンの減少ということに基づいて説明しようとするよりも、もっと広範な身体の変化、老化へ向かうステップとしてとらえた方がいい。
更年期障害の出る歳じゃないと頑張ってしまうより、ついに来たか。さあこの時期をどう乗り越えようかと考えた方がいい。

p169

これは「自己肯定」して生きるということでもあります。自己満足とは違う。いくつになっても老化しない自分の姿というのは、硬直した評価であり、「自己満足」の代物です。ダメな部分も弱い部分も含めて、自分の状態をすべて認めることが力になります。自分の身体を肯定できると、他人のこともまた認めることができます。変化する自分をどう受け入れるかで、その後の生きやすさは大きく違ってきます。

 

これから先の自分はどうありたいかを考えた時、いつまでも若々しい自分を追い求めて頑張るより、自分の器を認め、自分を受け入れることなんだと再認識しました。体の問題も心の問題と同じだね。

さて、この本で一番注目した部分が第6章。「骨盤のタイプと対人関係」です。

 

p170

体癖とは何か
本書の一番はじめに、「寝相」について触れました。寝相にも人それぞれに「癖」があり、疲れ方も人それぞれです。寝ているときには、局部的に疲れがたまりとくに緊張しているところが、無意識のうちにゆるみやすい体勢になろうとする。このそれぞれの疲れのパターンを野口晴哉さんは「偏り疲労」と呼びました。それぞれの人が集中したり緊張したりするときの、姿勢・動作のバランスの取り方に違いがあるために、疲れ方にも「偏り」が生まれるのです。
腰椎は五つありますが、それぞれの腰椎が特定の姿勢や動きの焦点になります。人によってどの腰椎をとくに使うかという「癖」がある。それぞれの腰椎の運動特性が、体のさまざまな働きーーーー内臓の働き方やさらには心の動きの傾向や特性にも繋がっていると見通したわけです。五つの腰椎の動きをパラメーターとして身体特性を把握するということです。これを「体癖」と名付けました。


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それぞれの特性が書かれていて、まさに骨盤占いのようです。自分がどこに属すのか?チェックすると、だいたい腰椎3、4、5あたりかな〜。でもどれも当てはまる気もします。さらにこの後、体癖による相性表なるものがあって、これまたびっくり。
自分が、腰椎4番で、9種と断定すると、私と惹かれ合う(反応が強い)が、問題も起きやすい相手は、2種、6種、10種の方になりますが、旦那は、このタイプとは違う気ががします。どちらかというと支配しやすい相手となる7種と8種っぽい。 ( ̄▽ ̄)

 

さて、最後になりますが

P38

人は六十兆個もの細胞が協調し、しかも体内に住む最近や、ウィルスと戦い、または共生するという、絶妙なバランスをとりながらまとまった生命体として生きています。それ自体が目もくらむような奇跡なのです。

本当にそう思います。以前にも紹介したことのある「はたらく細胞」という漫画は、細胞が擬人化されているのですが、これを読むと、私の身体がいかに細胞の皆さんの努力によって、生かされているかがわかります。おかげで、自分の身体がとても愛おしく思えるようになりました。

この場面は、「はたらく細胞BLACK」一番最初のページ。

私の身体にこのおばさんのような細胞が増殖しないように日々しっかり呼吸して、末端の細胞にも酸素を多く取り込めるようにしてあげたいと思う今日この頃なのでした。

 

 

 

 

 

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