インドでは、占星術が生活の中に溶け込んでいたという事実
先日、アマゾンで本を検索していたら
27年前に書かれた「占星術師たちのインド」という本が
目に入り、面白そうだったのでポチってみました。
作者は矢野道雄さんというインド天文学の
研究をされている方です。
前半の内容は
1991年頃、当時は最新であったであろう
IBMのラップトップPCを抱えて、暦と
インド占星術の文献と実態調査のために
北インドを訪ねた時の
出来事などが語られています。
後半の内容は、インド占星術について
語られていて
東洋占星術と
タロット&ジオマンシーしか
わからない私には
ちんぷんかんぷんでした。
でもしっかり読んで
インド占星術も浅く勉強してみようかと
思います。笑
この本によれば
インドでは、占星術が生活の中でとても大きな役割を
持っているそうで
作者がインドに行った当時は、まだ恋愛結婚は
普通ではなく
親や親戚が決めるものだったようです。
しかも結婚に際して
ホロスコープが重視されていたという
ことに驚愕!!!
さらに
結婚相手を探す手段として、新聞広告を
使っているという点です。
求人じゃなくて
求婚広告なの。
「Matrimonials」という言葉で
画像検索するとたくさん出てきます。
うっそおおおおん∑(゚Д゚)
最初は、27年も前のことだからね。
と思っていたが
ネットを調べていたら
Times of India の日曜版には
「花嫁求む!」「花婿求む!」と
あるじゃないですか
しかもその求婚広告には、相手の
年齢や学歴、職業、カーストだけでなく
自分の誕生星なども書かれていたり
ホロスコープを
求められることもあるようで
今でもインドの人にとって、占いは
日常に溶け込んでいるようで、本当に驚きました。
占いで、良い相性だと自分の脳に思い込ませることができれば
未来が変わっていくのかもしれないね。
だから、結婚しない若者が増えてしまった日本でも
婚活イベントなどで占いを用いるのもありだな〜と思いました。
もし、相性が良いですよと言われたら、目の前の相手を見て
意識するはずだし、なんといってもきっかけは大事だからね。
占星術師たちのインド―暦と占いの文化 (中公新書 (1084))
- 作者: 矢野道雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 新書
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