身弱寄りから見た身強と身弱

今日は
身強と身弱について、私なりの解釈も交えながら
若干身弱寄りな解説していきたいと思います。
 
 
今回のテーマである身弱と身強を知る上で
必要となるのが陽占です。
 
今回の身弱・身中・身強は
十二大従星という3つの星で判断します。
 
もしご自身の十二大従星を知りたいという
人は、「算命学」「命式」というキーワードで検索すると
いくつか命式を調べるサイトがありますので
試してみてください。
 
代表的なところでコチラ
 
 
さて、ご自身の命式が出せましたでしょうか?
 
下の表の赤い部分が十二大従星になります。
 
それぞれ星には点数があります。
 
10点〜12点(天将星・天禄星・天南星)・・・・身強
6点〜9点 (天堂星・天恍星・天貴星・天印星)・・・身中
1点〜5点(天馳星・天極星・天胡星・天庫星)・・・身弱
 
 
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<身弱>
こちらの星図は、親戚の男の子のものです。
  この彼は完全なる身弱になりますね。
 

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<身強>
そして、こちらは先ほどの男の子のお姉ちゃんの星図
一番エネルギーの強い天将星が
2つありますので最身強になります。
 
ちなみに身強と呼ばれる
天将星、天禄星、天南星がひとつでもあると
他が身弱でも
その方は身強となります。
 
 
 
算命学では
よくこの2つを自動車で例えます。
最身強ならダンプカーで
最身弱なら軽自動車です。
なので、体の強さとして例えられることも
あります。
さて、二つの違いは?
 
 
まず身強は
エネルギー・パワーがあるので
人へ与える影響力は大きい
自己主張も大変強いので
周りとぶつかることも多いでしょう。
また、人を巻き込んで行く力があり
その押しの強さから
若い時は現実的(肉体・お金)な苦労をさせ
体験ししておかないと
ただのわがままな人になってしまうので
他者への気遣いや思いやりを学ぶ必要があります。
身強の星が複数ある場合は
自分だけではそのエネルギーを使いきれませんので
周りの人や、社会に使っていくことを
意識しましょう。
 
他の星の兼ね合いもありますが
現実の星
(貫索星・石門星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星)との
組み合わせがあると現実的にお金を稼ぐことに長けた
リーダー的存在で、宿命としての器がとても大きいので
人生の目的も大きなものを求める傾向があり
人生の浮き沈みは激しいものになりやすい。
 
かたや身弱は?
エネルギー、パワーも小さく
頼りないイメージがあるかもしれませんが
協調性があり、柔順で素直、環境に
すぐ馴染める良さがあります。
その為、強い人には従っていくところが
あるので周りとぶつかることは稀です。
つまり、身強の人たちと違い
私はこうしたい!ガーーーー!!ということは
ないです。
 
 
どちらがいいか?悪いかではなく
自分の置かれている環境や時代背景などで
変わってきます。
 
身強も身弱もそして身中さんも必要なんです。
とても意志が強く、自分の意見を押し通す人がいなければ
世の中は変わっていきません。
 
ですが、自己主張の強い人ばかりでは
論争が絶えませんし、争いになってしまいます。
 
身強さん、身中さん、そして身弱さんそれぞれが
自分らしく生きているからこそ
世の中うまくバランスが取れているのです。